届いた感想

寄付者からの

昨年度の寄付者さまの声をご紹介します。
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本を読んでワクワクしたり、ドキドキしたり、ニヤニヤしたり、ちょっと泣いたりした経験は寂しいときや辛いときの支えにもなりました。今でもお守りのように大切にしている本もあります。わたしが読んできた本が、今度は誰かの支えになればいいな、と思い、参加しました。

子供がいないので、これまでクリスマスプレゼントを贈ることがありませんでした。見知らぬお子さんに贈ることでちょっとしたサンタ気分を味わえて、しかもこれがきっかけで本好きな子が増えたらいいなと思いました。

去年初めて知り、継続的に毎年参加したいと考えています。私自身、人生の苦境にあったとき、本に救けられた一人です。本のなか世界が現実を忘れさせ、将来に希望を見いだす橋がかりとなり、ひととき安らぐことができたなら。

子供の頃たくさん本を読ませてもらった思い出があり、特にクリスマスにもらった本は宝物でした。自分には子供がいないため、どこかの誰かにその機会をあげられるなら、とても素敵な取り組みだと思い参加させていただきました。

大学生です。母から提案され、親子で参加しました。自分も親が共働きだったため幼い頃から本を読んで過ごしていました。面白い本はこの世に数えきれないほどあるので、ぜひ読んで欲しいと思うものを微量ながら送らせていただきました。

私は、小さい頃に本をもらったことから本好きになりました。サンタさんに本を頼んだこともあります。私も誰かのために、サンタさんになりたかったので参加させたいただきました。受けとった方があたたかなクリスマスを感じられますように。

小学校高学年になった自分の子供に「サンタって本当にいるの?」と聞かれました。ブックサンタに参加してから、「本当にいるよ!」と自信を持って答えられるようになりました。贈り物をする人は、自らも何かを受け取っているのだと思います。来年も参加します。

私は本好きですが、本を買いたくても買えないご家庭があることを恥ずかしながら初めて知りました。新しい本は開けた時の紙の匂いが特権だと思っています。図書館や誰かからの借り物ではなくて、自分が最初にその匂いを嗅ぐ人になってほしい。自分だけの本を持って欲しい。そう思い、今回初めて参加させて頂きました。

自分の子どもが大きくなり、クリスマスはイベント事ではなくなっていましたが、誰かに贈り物をすることで、自分自身にとっても楽しいクリスマスになるのではないかと思い、参加しました。本を選んでいる時はお子さんが喜ぶ顔を想像して、とてもワクワクしました。プレゼントは受け取る側だけでなく、贈る側も幸せな気持ちになるのだと改めて思いました。

子供のころサンタさんからプレゼントが来るのをとても楽しみにしていたのですが、大人になってから親に「世界のどこかに自分のことを考えてくれている人がいると感じて欲しかった」と言われたことがずっと心に残っています。あなたのことを想ってこの本を買った誰かがこの世界にいるのだということを少しでも伝えられたらと思い、この企画に参加しました。

応募時の保護者からの

ブックサンタに応募する際の保護者の声を紹介します。
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プレゼントをワクワクしながら開ける子供の表情、開けた時の歓声、見ただけで日頃の疲れが吹き飛びます。お誕生日より楽しみかもしれません。親子で素敵な日を過ごしたいです。

収入が少なく、クリスマスも含めイベントにお金をかける余裕がありません。1日1食の日もある中、子供達には我慢をさせてしまっている日々、クリスマスにだけは思い出に残るような日を過ごさせてあげたいと思い、おうぼさせて頂きました。

子どもから見てじいじ、ばあば、パパも亡くなっているので、本当に子どもと2人だけの生活で時々煮詰まってしまいます。私が子どものころそうであったように、クリスマスくらい、子どもにとって夢のある楽しい日であって欲しい。どうかそんなきっかけを頂けたらとても嬉しいです。

年頃の子ども達が欲しがるプレゼントを準備する余裕はなく、申し訳無さいっぱいのクリスマスが続いていました。昨年、チャリティーサンタで絵本を届けて頂きました。我が子の通う学校では、朝読書の時間があるのですが、周りの子が新刊や話題の本を持参している中、我が子は最安値の中古本から選んでいたので、喜びも倍増だったと思います。3学期は、新品の話題の本を握りしめて、意気揚々と登校しました。ありがとうございました!手紙も、普段なかなか対面で伝えづらい気持ちをサンタさんに代弁してもらう事で、思いを伝える事が出来ました。いくつになっても、あなたは私の宝物というメッセージが伝わったと思います!

いつも私に「お母さん、今日もお弁当や美味しいご飯作ってくれてありがとう。お仕事頑張ってくれてありがとう」と、言ってくれます。全然我儘も言わないし、食べたい物やほしい物も一切言わない。言うのは、「図書館で借りた本、もう全部読んじゃった…」(笑)本が本当に大好きで、毎週2回は図書館へ連れて行ってます。なかなか本、購入してやれないから…。純粋に大好きな息子の笑顔がみたい!だから、応募させていただきました。

娘の笑顔が見たく、頑張ってお勉強や本読みの機会は与えていますが、経済状況が伴わずもどかしい毎日です。とはいえもっとご支援を希望されてる方もいると思いますし、もし可能ならお手紙だけでも構いません。本が大好きな娘ですので、何か非日常を与えてあげられたら、大好きな本の中にいるような幸せを娘にあげられると思い、応募いたしました。

私は高齢出産の為、子供達はまだまだ小さいです。頼れる人も周りにはいません。でも、子供達はいつもこんな頼りない私を頼って、笑顔を見せてくれています。とても幸せです。私も頑張っていこうと常に思っています。ですが、たまに誰かに背中を押してもらえる、そんな余裕も欲しいと思います。今年も子供達と私にサンタさんの勇気を下さい。どうかよろしくお願いします。

仕事で忙しい私の事情を理解していてすごく気を遣う子です。気を遣うことに慣れ過ぎて学校でも我慢をしすぎてしまう健気な7歳の娘です。いつも頑張っている娘にとびきりのサプライズを贈りたいです。

うちはDV避難者で、実質ひとり親です。逃げ出してから3年、親も親族もなく息子と二人きりで生活しています。日々の生活に余裕はなく、息子に色々な経験をさせてあげることも、祖父母や親族との触れ合いなども与えてあげることもできません。息子に見守ってくれる私以外の人がいること、サンタさんがいるという夢を知ってもらいたい。

今年始めに主人をなくしました。急な出来事で私自身がしっかりしなければいけない中、逆に子供達に私が支えられています。クリスマスは毎年、子供たちがサンタさん宛に書いた手紙をパパが届けるという仕組みになっていました。長女は色々わかってるのに、知らないふりをして。そろそろクリスマスに向けてワクワクしてくる子供たち。三女は「神様サンタさん、お願い、パパをください」とポロっといっているのを聞いてしまいました。上の子達も毎日毎日とてもがんばっているのに、弱音も吐かずにいます。そんな子達に楽しみを与えたいです。上の子達には、世の中の人が支えてくれること、頼っていいことを教えたいです。よろしくお願いします。

届けた家庭からの

ブックサンタが過去に本を届けた家庭からの感想です。
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最近サンタを疑うようになってきた6歳の息子ですが、当日英語で宛名が書かれた封筒をポストで見つけて大騒ぎ!消印がウソかもとか、切手は印刷だとか、封筒をひっくり返しながらチェックしていましたが、手紙を読んだとたん、遠くから見ているサンタさんにしか分からないような内容が書いてあって一気に喜びが。また我が家に夢を取り戻してくださり、ありがとうございました。

まず当日の早朝、まだ娘が寝ているときにポストに手紙を仕込みました。普段からポスト見る担当が娘なので起きてきた娘がポストに取りに行くと、「お母さん外国から私宛に手紙できるけど開けていい?」と。。。そこからは段取り通り進めて行くと「私の名前が書かれている!」「サンタさんと一緒の鍵だ!」「サンタさん私の事見てくれてたんや」と感動のオンパレード。普段は少しませている小学三年生もサンタさんの素敵な振る舞いにとっても満足していて、大喜びでしたね。気のせいかその日からもっと色んなことを頑張るような姿勢になっている気がします!

1歳半と7歳になる娘がいます。手紙が届いて読んだのが22日頃でした。同封されていた鍵は玄関に置いておいて当日サンタがお家に入れるようにしようねとお姉ちゃが妹に話していました。クリスマスの日の朝ラッピングされたプレゼントに玄関に置いておいた鍵をつけておいたらお姉ちゃんが、サンタさんが鍵で入ってきたんだ!!と大喜びしました。妹のプレゼントから開けてあげて絵本を取り出して、私のも開ける!といって大興奮でラッピングを開けていました。2人とも絵本は好きなのでその日はずっとテンションが高いまま貰った絵本を繰り返し読んでいました!

当日はプレゼントの本に鍵をくくりつけて設置しました。朝起きて見つけた娘は大喜び!「あったよ!起きたらあったよ!」としばらく興奮冷めやらぬ様子でした!手紙は保育園にも持って行き、沢山自慢した様です。大切な思い出の瞬間をありがとうございました!

本がもともと大好きで、手紙も一緒に入れました。「サンタさんからだ!」と大喜びでした。普段テレビに夢中なのですが、その日はテレビもつけずに本に夢中でした。これを機にこれからも本を好きでいてほしいです。貴重な機会をありがとうございました。

当日の明け方に起きて、プレゼントの本と手紙を一緒にして置いておきました。子どもが起きてきてそれを見つけた途端に目が覚めて「サンタさんきたー!」と大はしゃぎでした!綺麗に封筒を開けて、魔法の鍵に釘付けでした!それぞれ手紙を読んで、サンタさん友達になったよと嬉しそうに報告してくれました。子どもは毎年サンタさんがどうやってプレゼントを置いて行っているのか気にしていて、その都度うまくはぐらかしていたので魔法の鍵は助け舟でした。この鍵でいつも来てたんだね、と納得していたので一安心です。こうして今年も無事クリスマスに子達の喜ぶ姿を見ることができました。感謝でいっぱいです。関係者の方々本当にありがとうございました。

本のプレゼントを用意し、サンタさんからの手紙を急いで用意し袋に入れ2階の寝室にそっと置きました。すると2階に上がった子供達が「今年もサンタさん来てくれたー」と大喜びでした。皆んなで小さなツリーの前で写真を撮りました。感動をありがとうございました。

障害があり、外出が難しい息子に、世界遺産の本を頂きました。綺麗な写真と、説明文にとても嬉しそうにしていました。いつか行けるように、リハビリに前向きになった取り組むように
なりました。

3歳の娘は、昨年まではクリスマスの概念がわかっていなかったので、クリスマス会やプレゼントも渡していませんでした。今回のクリスマス前から「サンタさん」に興味を持ち始めたので、親の私は「どうしようかな」と頭を悩ませていました。その頃、チャリティーサンタを知り、「サンタさんに会った瞬間の娘の喜ぶ顔が見たい」という気持ちから応募するに至りました。娘には「サンタさん来るんだよ」と事前に言っていたのですが、あんまりよく分かっていない感じでした。でも、インターホンが鳴ると「サンタさん?」とニコニコして興味を持ちながらも、私にしがみついていました。保育園などでサンタさんを見たことはあっても、今回のように「自分のために来たサンタさん」は初めてなので、すごく嬉しかったようです。当日はあまりいい反応を見せなかった娘ですが、次の日から保育園の先生やお友達、ファミリーサポートのおじちゃんおばちゃんなど会う日と会う人に「サンタさんが来たんだよ!」と自慢げに話していました!
私の立場から正直な話をすれば、サンタさんが来てくれる思いで作りはもちろん、プレゼントを準備していただけると言うのは経済的に非常に助かります。本当に素敵な企画だと思いました。今は自分の夢を叶えるために仕事を変えたばかりで支えてもらう側ですが、いつか私も支える側の人間になりたいなと思います。

かなりの恥ずかしがり屋さんな娘は床に腹ばいで顔をあっちむいてホイな状態でしたが、サンタクロースさんにビックリしたのと、会えた嬉しさが入り混じり顔を見られるのが恥ずかしかったらしいです。
そんな小学5年生の娘に優しく接し、たくさんの応援と励ましの言葉を語りかけてもらった娘は「何で知ってるのかな?来年も来てくれるかな?」と満面の笑みを久しぶりに見ることができ、感動とクリスマスの奇跡と贈り物をいただきました。

連携団体を通じての感想

ブックサンタでは、連携する全国の子ども支援団体を通じて、子どもへお届けしています。
以下は、団体から報告と感想です。各見出しをクリックすると続きが見れます。

「これまでも応援をしていただきましたが、毎回強く感じるのは「絵本の力」です。絵本をいただくことにとどまらない、大きな力をいただいています。こどもたちにとって、誰にも、何にも気兼ねすることなく、思い思いに絵本を選ぶこと。また、ひとりで読むとき、親と一緒に読むとき、親に読んでもらうときの、楽しみや喜び。絵本を通して生まれる経験・思い出・つながりが、こどもたちにいかに力を与えるのかを、この何年間も目の当たりにしてきました。当方の資金調達が厳しく、お届けしたくてもお届けできなかった絵本を、いつもご寄付いただけること、とてもありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。今年度も、当方で応援させていただいてるこどもたち120人に、絵本を届けさせていただきたく、応募いたしました。

「子どもたちに夢や希望を保つためには、いろいろな体験や経験が必要です。本を読むことによって想像力を養い経験や体験が出来ます。去年の夏休みにはフードパントリー合わせて0歳から18歳までの全員の子供たち200名に図書券をプレゼントをしました。今年もプレゼントをしたいのですが、資金繰りが難しく、どうしても食料品を中心になってしまうので本の手配は出来ませんので応募しました。

「食堂開催時間に、ときどき絵本の読み聞かせ・紙芝居等を開催しているのですが、意外なことに子ども達は食事そっちのけで、絵本・紙芝居に注目しています。また、フードパントリーの一角に、児童書・絵本等の古本を置いていますが、すぐになくなってしまいます。スマホ主体となり、活字離れがさけばれていますが、実は未就学児・小学生は活字を欲しているのではないだろうかと実感しています。ご案内頂いたメールで貴プロジェクトを知り、ご寄贈頂いた書籍で、子どもさんたちが更に活字に親しんで頂き、それが学習のモチベーションアップに繋がればと思ったのが、応募動機です。

「昨年度、登録団体としてブックサンタに参加させていただきました。『サンタさんから本を貰えてうれしかった』『こんな本、図書館でしか見たことなかった』『お母さんと一緒にこの算数の本を読みたい』私たちが思っていた以上に当日の子どもたちの反響は大きかったです。子どもたちへ読書のきっかけと共に喜びも配布できたことにスタッフ一同大きな達成感を得られました。本を通じて子どもたちが新たな世界を広げていけるように、今年度も子どもたちに本を配布いたしたく、ご応募させていただいた次第です。

「私どもが主な対象としている子どもたちは、障がいが重く、通学どころか外出すら難しい子たちがほとんどです。そんな子どもたちにも学習や体験の機会が必要だと思い、数年前から保育や在宅学習に力を入れています。3年前に念願の拠点施設を持ってからは、保育チームがとても頑張っています。読み聞かせもよく行なっているのですが、反応の良い本というのは子ども毎に違っているんです。そんな子どもたちに、自分だけの本をプレゼントできたら素敵だな、とご案内メールを拝読して思い、応募させていただきました。

「ひとり親家庭の学習支援をしております。本を読まない子ども達が多く、学習する上で国語の読解力は必要です。本を読む子と読まない子の差は大きく幼児期の家庭環境も影響していると考えられます。また、絵本はけっこうな金額もしますので、生活を切り詰めているひとり親家庭にとっては、なかなか手が出ないかもしれません。子ども達に絵本を渡せることができれば、本に触れる機会も持て、クリスマスなどにとても良いプレゼントになると考えました。

「経済的に厳しい世帯にいる小児がんの子どもとそのきょうだい」へ、クリスマスプレゼントに絵本を 届けたいと考えています。小児がん治療の入院期間は半年から1年と長く、その間、保護者は子どもに付き添わなければなりません。特に、ひとり親は非正規雇用やパートが多く、退職や休職に追い込まれがちで、収入が途絶える場合があります。加えて、治療に伴う支出増(入院に必要な物品の購入や付き添い家族の交通費や食費、幼いきょうだいの保育費など)により、生活が劇的に悪化してしま います。

「ひとり親家庭の支援を行っております。子どもに新しい本を買ってあげたいと思うが、生活が厳しいと後回しになってしまうというお声を聞いております。家に本棚がない、本がないという家庭もあります。いただいた本をプレゼントした家庭からはとても喜ばれています。中高生向けの本は、保護者も読んで下さり、久しぶりに活字に触れましたなどの声も聞きました。親子の交流にもつながっています。

「毎年、12月のこども食堂開催日に、サンタの仮装をしてケーキやプレゼントと一緒にブックサンタさんの本をプレゼントしている。一般的なベストセラーではなく、誰かが熱中した推し本が送られてくるので、ボランティアでは選べないようなジャンル、内容の本が届く。その中から自分の1冊をこどもたちが真剣に選ぶのだが、選んだ理由や迷ってる点を聞くと、その子の関心や知識が垣間見え、それまでの印象ががらりと変わることがある。また、大きな子があとから来た小さい子の本選びを手伝う様子を見ると、人間って根っこのところで新しいことを知りたい、物語の世界を味わいたい、そんな欲求があるんだなと思う。しかし本は高額で私たちだけでは用意できないため、今年も応募させていただきます!

「ひとり親家庭への支援をしております。昨年度初めて支援して頂き、配布した親御さんからの言葉に感謝と御礼を沢山いただきました。今年度になっての物価高騰、電力値上げなどで生活の困窮がより一層家庭を締め付けています。そんな中でも利用者さんの言葉に「ひとりで働いていると、ゆっくり子供に本を買ってあげてない、読んであげる時間もない中で、頂いた絵本を見た子供が嬉しそうに寝るまで抱いてました。絵本も有名なものばかりでありがたかったです。」また「不登校の娘が読書好きなので、単行本もいただいてきましたが、本を見るなり嬉しそうに部屋に持っていき、久しぶりに笑顔が見れました。ありがとうございました」とのメールをいただきスタッフと喜びました。人生の中で読書は大切なこと。知識を広めるもの、そう考えています。チャリティーサンタさんのおかげで、子供たちに支援できてとても感謝しています。ぜひよろしくお願い申し上げます。